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2025-12-30

おらいの学びで「生成AIを触ってみる」ワークショップを開催しました

先日、気仙沼で開催された「おらいの学び」にて、初心者向け生成AIワークショップの講師を担当しました。テーマはとてもシンプルで、「生成AIを知るよりも、まず動かしてみる」こと。40分という短い時間の中で、できるだけ“怖さ”や“難しさ”を下げ、自分ごととして持ち帰ってもらうことを目指しました。

おらいの学びとは気仙沼で「聞いてけらい 来てけらい」を合言葉に開かれているイベントです。地元の誰もが先生になり、1日で約30講座が並ぶ学びの祭典で、2025年は8月31日(日)にPIER7で開催されました。そんな場に生成AIの体験版を持ち込んで、怖さよりも「自分でも動かせる」という感覚を持ち帰ってもらうことを狙いました。

当日は、生成AIとは何か、どんな仕組みで動いているのかを最低限だけ共有したあと、すぐにスマホから実際に触る体験に移り、生活・仕事・遊びという3つのカテゴリを用意し、レシピ作成やメール文案、キャッチコピー生成など、身近な題材から自由に試してもらいました。プロンプト(AIへの指示文)を少し変えるだけで結果が変わる、という感覚を体験してもらえたのは大きかったと思います。

おらいの学びワークショップで使った体験用アプリのスクリーンショット。生成/カテゴリ選択/プロンプト入力UIが並んでいる。

アンケートでは、多くの方が「とても満足」「わかりやすかった」と回答してくださり、「使っていきたい」という声がほとんどでした。 「なんとなく怖いイメージがあったけど、簡単で楽しかった」「AIが身近になった」「仕事にも使えそう」といったコメントが特に印象的で、最初のハードルを越えるお手伝いはできたかなと感じています。

一方で、「具体例のデモをもっと見てから演習したかった」「用語(壁打ちなど)の説明がもう少し欲しかった」「画面共有でプロンプトの違いを見られるとよかった」という改善点もありました。参加者の年齢層やITリテラシーの幅を前提にした設計は、やはり欠かせないと再認識しましたし、40分という短い時間だったのでワークショップらしい形式にできなかった反省点もあります。

ちなみに、当日使った体験用アプリや資料、進行のベースは、生成AIを使ったいわゆる“バイブコーディング”で作っています。準備そのものもAIと壁打ちしながら進められたことで、「準備する側の負担が減る」という実感も強く残りました。

生成AIは正解をくれる魔法ではありませんが、考えを整理したり、一歩踏み出すきっかけをくれる相棒にはなります。 今回の体験が、参加者の皆さんの日常や仕事の中で、小さくても実際の一歩につながっていたら嬉しいです。