メモとして残していた内容をすっかり書き起こし忘れていましたが、TSKaigi 2025にスタッフとして参加したので、その経験をここにまとめておこうと思います。
背景:参加したきっかけ
学生時代から技術系コミュニティで多くの刺激を受けてきました。特にJavaScriptやTypeScriptは自分にとってキャリアの根本的な部分を作ってもらった感覚があるので、その恩返しがしたくて、去年からTSKaigiのスタッフとして参加することを決めました。
とはいえ、昨年は思うようにコミットできず、もっと現場で役に立ちたいという悔しさも残っていました。だからこそ今回は、「自分が動けばチームが少しでも楽になる領域はできる限り巻き取ろう」と考えていました。
取り組み:担当したこと
今回の私はWebsiteチームのサブリーダー的な立ち位置で、フロントエンド回りを中心に動いていました。具体的なタスクは次のとおりです。
- ティザーサイトの実装
- トップページの実装
- 登壇者詳細ページの実装(OGPの動的生成を含む)
- 当日の運営サポート
こだわりと工夫
特に力を入れたのは登壇者のOGP生成周りです。スポンサー詳細ページのOGPはデザインチームが手作業で作成していました。デザインチームはノベルティやサイトのデザインで大忙しだったので、負担をなるべく少なくしたかったという背景がありました。
その中で当ブログで試していたOGP生成の知見や会社で「感謝カード」を画像として作成していた経験を活かして、登壇者のOGP生成を自動化することができました。
内部的にはvercel/ogを使って .tsx で記述したレイアウトを画像に変換することでOGPを生成しています。TSKaigi 2025のwebサイトは完全に静的なページで動いているので、OGPはリクエストのたびに生成することができませんでした。したがって、コマンドでOGPを生成できるようにし、それをデプロイするようにしました。

学びと気づき
今年は本当にたくさんの刺激を受けました。個人開発でやっていたことが、提案を裏付ける材料になり、良い影響を与えられたと感じ、手を動かすことの大事さを実感しました。
昨年よりも格段に忙しくてヘトヘトになりましたが、そのぶん達成感も大きかったです。
最後に
来年もスタッフとして参加しようと考えてるので、自分のできる形でコミュニティに貢献できればと思います。 こうしたつながりの中で、技術を通じて人が集まり、学び合う場をこれからも育てていけたら嬉しいです。